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あきかんの活動ニュースや、秋田県のネオニコ問題等の動きをこちらでご紹介します。
あきかん2024秋田市水道水の測定結果(8月)
測定結果の特徴整理( 8月の測定結果について):
○ 全サンプルから1種以上のネオニコチノイド系農薬が検出されました。
○ 単一農薬のネオニコチノイド系農薬の最高値は、河川水(表流水)雄物川上流のジノテフラン730ng/L(ppt)でした。
○ 水道水は7検体のうち4検体で試料水中のジノテフラン濃度が、EUの単一農薬基準 100 ng/L超え、うち秋田市水道水は3年連続でEU総農薬基準 500 ng/L超えの 580 ng/Lが検出されました。
○ EUの水道水中の農薬濃度基準値 100 ng/L超えた項目は除草剤とジノテフラン、エチプロールでした。内訳は除草剤は3検体、ネオニコは9検体でした。100 ng/L未満値でもこれに迫るオーダーの値がさらに2検体で確認されました。
○ ネオニコ14種の合計濃度では、雄物川上・中・下流、八郎湖および秋田市水道水が、EUの水道水中の総農薬基準 500 ng/Lを超えました。
○ 農薬17種の合計濃度では雄物川上流の 1584 ng/Lが最高値で、100 ng/L超えは10検体、そのうち5検体が EUの水道水中の総農薬基準濃度 500 ng/Lを超えました。
あきかん2024秋田市水道水の測定結果(7月)
測定結果の特徴整理( 7月までの測定結果について):
○ 全サンプルから1種以上のネオニコチノイド系農薬が検出されました。
○ 単一農薬のネオニコチノイド系農薬の最高値は、砂丘地の地下水を水源とする潟上市水道水のジノテフラン114ng/L(ppt)でした。
○ 除草剤3種の測定結果は、雄物川上・下流2検体からグリホサートとAMPAが検出されました。
○ EUの水道水中の農薬濃度基準値 100 ng/L超えた項目は除草剤とジノテフランで、前者2種2検体、後者1検体でした。100 ng/L未満値でもこれに迫るオーダーの値が3試料水で確認されました。
○ ネオニコ14種の合計濃度では雄物川上・中・下流および潟上市水道水がEUの水道水中の農薬基準 100 ng/Lを超えていました。
○ 農薬17種の合計濃度をみると雄物川上流ではEU総農薬の基準 500 ng/Lを超えていました。
あきかん2024秋田市水道水の測定結果(6月)
遅れましたが、6月の水道水ならびに測定結果についてご報告いたします。
前回同様、潟上市の水道水の値が気になるところです。
7月の測定結果についても、まもなく公開いたします。
あきかん2024秋田市水道水の測定結果(5月)
今回の測定結果についてご報告いたします。
昨年夏の秋田市ほどではございませんが、今回は潟上市の水道水が一番高かったこと、秋田市から除草剤成分が検出されたこと、多様なネオニコ濃度が検出されたことなどが気になるところです。
※今回の潟上市の結果は公表前に担当課様にご報告させていただきました。
ホームページ掲載の件もお知らせしております。
地下水のため、高いレベルが維持されるようなことがなければ良いのですが、今後なんらかの対応をご検討いただけると思います。(近藤 正)
署名運動にご協力をお願いいたします。
2024年6月17日
「学校給食無償化と安全な食材をめざす秋田市民の会」(代表:田口則芳氏)では、この度、秋田市長並びに秋田市議会議長へ「学校給食無償化と安心・安全な地場産の農産物を求める陳情」を行うため、署名を呼びかけております。秋田の環境を考える県民の会も署名活動を応援いたします。
ご賛同頂ける方はこちらから署名用紙をダウンロードして、下記送付先に郵送をお願いいたします。
------------------------------------------ 記 ---------------------------------------------
「学校給食無償化と安全な食材をめざす秋田市民の会」
〒010-0851 秋田市手形字西谷地211-2-2
新日本婦人の会秋田支部 まで
018-836-3356
あきかん2024秋田市水道水の測定結果(4月)
2024年4月
秋田市水道水のネオニコチノイド系農薬の測定結果をお知らせします。2022-23年の年間観測では4月期は年間の最低濃度でしたが、2024年4月期もジノテフランが全観測点から検出されました。
2007年から2021年までのネオニコ年出荷量
秋田県の年出荷量は1.3倍に。
※全国の年出荷量1.06倍を超えている。
そして、秋田県での使用はジノテフランがかなり多い。
農作業でネオニコを使う時期、使わない時期の差がはっきりしている。
アキカンプロジェクト始動【農薬を使わない畑をやりたい人集まれ】
2024年度の挑戦 その1「秋田市東部地区で無農薬の野菜作り」
秋田の環境を考える県民の会(通称:あきかん)は令和5年度、秋田市内で空いている畑を探し、農薬を使わない畑作りにド素人が挑戦するという目標を立てました。
そこで秋田市下北手地区の休耕田を有効活用している「未来を耕すプロジェクト」の田中春生様に相談。とても良くしていただきまして、秋田市東部地区の有志のかたがたからいくつかの休耕田を使わせていただける運びとなりました。
さらに自然農や農薬を使わない畑作りに興味がある人を口コミで探したところ、現在10家族近いお申込みをいただいております。本日も何組かのご家族をご案内してきました。
4/29締め切り、応募者多数の場合は抽選とします。←募集終了しました
※農薬を使わないことが大前提となります。
※畑使用料は年間千円程度を貸主様に支払う形です。
資料
令和5年度の資料